各国のW杯用新ユニフォーム発表! 日本の“侍デザイン”に海外高評価「美しく、大胆な見栄え」
アディダス社が11月シリーズに合わせて一斉に発表、過去のデザインの復刻版が目立つ
ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まであと7カ月となった今回の国際Aマッチ期間、各大陸の列強各国は本番に向けての大事なフレンドリーマッチに臨む。そのタイミングで、来年のW杯に向けた“戦闘服”を次々と発表したのがアディダス社だ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、日本代表を含む各国のユニフォームを紹介している。
アディダス社と契約しているナショナルチームは数多く、前回のブラジルW杯覇者であるドイツ、準優勝のアルゼンチン、2010年南アフリカW杯優勝国のスペイン、そしてベルギーやメキシコ、コロンビア、日本と各大陸を代表する国々となっている。それぞれがユニフォームを発表しているが、過去にインスパイアされたユニフォームを公式ツイッター上で公開したのはスペインとドイツ、ベルギーだ。
スペインは得点源となったFWアルバロ・モラタ(チェルシー)をモデルにユニフォームを紹介。伝統の赤と右サイドに黄色、青、深い赤がギザギザ上に刻まれたデザインで、1994年アメリカW杯時のものに酷似。MFトニ・クロース(レアル・マドリード)、MFメスト・エジル(アーセナル)、MFマッツ・フンメルス(バイエルン)が揃ったドイツは、優勝した1990年イタリアW杯をモチーフにしたものだ(当時は西ドイツ)。またFWエデン・アザール(チェルシー)らが笑顔で写るベルギーも、1984年の欧州選手権時のユニフォームを想起させるものとなっている。
FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が絶対エースとして君臨するアルゼンチンは、苦戦を強いられた予選のものとほぼ変わらずだが、これも1993年のコパ・アメリカ制覇時のものとほぼ同じデザインとなっている。