“短命政権”続くモイーズ、ウェストハム新監督就任へ プレミア残留の使命を果たせるか
18位低迷でビリッチ監督解任 モイーズ氏と半年契約と英メディア報道
昨季サンダーランドを率い、現在はフリーのデイビッド・モイーズ氏が自動降格圏の18位に沈むウェストハムの新監督に就任することが分かった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ウェストハムは成績不振により、クロアチア人のスラベン・ビリッチ監督を解任。16代目の監督として、かつてマンチェスター・ユナイテッドで香川を指導したモイーズ氏に白羽の矢を立てたという。ウェストハムとは半年契約で、プレミア残留という使命が課されるモイーズ氏。19日のワトフォード戦が初陣となる見込みだ。
エバートンで11年間にわたる長期政権を築き評価を高めたモイーズ氏は、2013-14シーズンにアレックス・ファーガソン元監督の後任としてユナイテッドの指揮官に就任。だが思うような成績を残せず1年持たずに解任されると、その後率いたレアル・ソシエダ、サンダーランドも短期政権に終わっており、指導者キャリアの危機を迎えていた。
「私は監督業にいつでも復帰したいと言っている。正しいチャンスが巡ってきたら、私は興味を持つだろう」と意気込んでいたモイーズ氏は、ロングボールとクロスを多用する戦術でプレミア残留の使命を果たせるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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