マケレレがベルギー1部の監督就任 10カ月で去るスウォンジーへ感謝のメッセージ

アシスタントコーチを務めたスウォンジーに別れの言葉 オイペン監督就任で「これからも学び続けたい」

 レアル・マドリードやチェルシーで活躍した元フランス代表MFのクロード・マケレレ氏が、アシスタントコーチを務めていたスウォンジーを退団し、ベルギー1部KASオイペンの新監督に就任することが決まった。契約は2年半となる。

 マケレレ氏は今年1月、ポール・クレメンテ監督の誘いに応じる形でスウォンジーのアシスタントコーチに就任していた。指導者としてプレミアリーグに戻ってきたが、そのキャリアは約10カ月間で終了。2014年に母国バスティアを率いたのに続き、自身2クラブ目の監督就任に選んだのは、ベルギーで現在最下位に沈むオイペンだった。

 スウォンジーの公式サイトでは、マケレレ氏のお別れメッセージが掲載されている。

「スウォンジーでは楽しい時間を過ごすことができた。特に、昨季プレミアリーグ残留を助けることができたのは格別だった。オーナーや会長、私にこの機会を与えてくれた監督には感謝したい。この経験は将来の監督キャリアにとってたくさんのポジティブなものを与えてくれた。この先、クラブに何か恩返しできることを願っています」

 マケレレ氏はスウォンジーを、「最高のクラブ」と称して、感謝の気持ちを表している。そして、「私はスウォンジーで多くを学んだが、これからも学び続けたい。オイペンでのチャンスでそれが可能になるだろう」と、新天地での挑戦に向けた意気込みを示していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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