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インテル長友、伊紙の評価は二分 「疑問が表面化」の一方「几帳面」との声も
トリノ戦で後半31分にピッチを退く 「ガゼッタ」紙が単独最低点
インテルの日本代表DF長友佑都は5日、ホームのサン・シーロで行われたセリエA第12節トリノ戦に先発出場。後半31分に途中交代となったが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では「またサイドバックの疑問が表面化してきた」と、長友にチーム最低点を与えて酷評した。
1-1のドローに終わった試合で、長友は4-2-3-1システムの左サイドバックとして先発した。だが、攻守で大きな見せ場を作ることはできず。後半31分にMFマルセロ・ブロゾビッチとの交代でピッチを退いたが、その8分前に相手DFロレンツォ・デ・シルベストリとの接触プレーで、足を痛める素振りを見せていた。
「ガゼッタ」紙は、長友に単独最低点の「5点」を与えた。寸評も辛辣なものだった。
「ユウトには、またインテルのサイドバックとして疑問が表面化した、スパレッティ監督は試合の終了で交代させた。長友はデ・シルベストリとイアゴ・ファルケに後半開始とともに激しく攻め入れられた。トーロ(トリノの愛称)に右から突破を許した」
ブラジル人DFダウベルトとのポジション争いを制し、ルチアーノ・スパレッティ監督の信頼をつかみかけていた長友だが、この日の試合後は名門チームのレギュラーとしての資質に疑問を投げかけられている。この日はクロス2本、ボール奪取は3回だったが、パスはわずか18本。プレーに関与することが少なかった。