11-12シーズンから獲得を熱望してきた男

 ボルシア・ドルトムントのDFマッツ・フンメルスが今季終了後、移籍金3600万ポンドでマンチェスター・ユナイテッド（マンU）へ移籍する可能性が浮上した。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
　ドルトムントの主将がついに今季無冠危機のチームから移籍を決断したと伝えられた。昨年からプレミアリーグ勢を中心にフンメルスの下には多くの獲得オファーが届いていたという。中でも継続的に熱意を示してきたマンUの姿勢もフンメルス本人は理解しているようだ。
　ドルトムントは、フンメルスの移籍金として最低3600万ポンド（約65億円）を要求 することになるが、ファン・ハール監督はDFラインの強化に出費を惜しまない方針だという。
　マンUにとってフンメルスは2011-12シーズン以来のマンUの思い人だという。ドルトムントが2冠を達成したシーズンに、アレックス・ファーガソン元監督は今夏ドルトムントに復帰したMF香川真司、現バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキに加え、フンメルスに獲得のオファーを出していたという。その執念はついに結実するのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images