「ネイマールはボールの受け方を学んでない」 ブラジル伝説の名ウイングが弱点を指摘
1970年W杯優勝戦士のジャイルジーニョが現エースに苦言 メッシとの比較論も展開
ブラジル代表の伝説的ウインガーが、パリ・サンジェルマンFWネイマールについて「メッシを見ろ」と決定的な弱点を指摘している。ブラジル紙「ランセ」が報じた。
セレソンのエースとして輝きを放つネイマールだが、レジェンドから苦言が届いた。
「ネイマールはボールの受け方を学んでいない。彼はファウルの受け方というものを学んでいない。あのプレースタイルでは、相手は彼を試合の外に追い出すことができるんだよ」
こう語ったのは、ブラジル代表で81試合33得点を記録したジャイルジーニョ。1970年メキシコ・ワールドカップ(W杯)で全試合で得点を決めて、3度目の世界一に貢献した英雄でもあった。
トリッキーなドリブルを駆使して相手ペナルティーエリア内でファウルを誘うことを得意とするネイマールだが、偉大な先輩の目には未熟に見えるようだ。参考にすべきは、昨季まで所属した古巣バルセロナで躍動する、フットボール史上最高の天才だという。
「彼が(ファウルを受けて)傷んでいるのは、フィールドのセンターラインだ。その部分では主審はプレーを流してしまう。メッシを見れば、彼は敵ゴールにより近い位置でボールを受けているだろう」
ジャイルジーニョは、ネイマールにメッシのボールの受け方を参考するようにと苦言を呈していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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