マンU痛恨の黒星で首位と”8差”もモウリーニョ動じず 「我々より心配な18チームがある」
古巣チェルシーに0-1敗戦 無敗の首位マンCの背中が遠のく
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間5日のプレミアリーグ第11節チェルシー戦を0-1で落とし、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差が「8」に広がった。無敵状態のライバルの背中が遠ざかるなか、“赤い悪魔”を率いるジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に「心配しているが、我々よりも心配な18チームがある」と語り、負傷者が戻って戦力が上積みされる来年1月以降の巻き返しを予告している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
かつてチェルシーを率いたモウリーニョ監督にとっては、戦い慣れた元本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込んでの古巣対決となった。しかし、0-0で迎えた後半10分にDFセサル・アスピリクエタのクロスボールからFWアルバロ・モラタに強烈なヘディングシュートを叩き込まれ、ライバルとの接戦に0-1で敗れた。
前節トットナムとの上位対決を1-0で制したユナイテッドだが、2試合ぶりの黒星で再びトットナムに勝ち点23で並ばれた。得失点差の関係で2位の座はキープしているものの、10勝1分と無敗で首位を快走するシティに突き放されている。
この状況に指揮官は「心配しているが、我々よりも心配な18チームがある。なぜなら我々は2位だからだ」と、3位以下のライバルチームを牽制。「プレミアリーグの8ポイント差というのはポルトガルやラ・リーガ、ブンデスリーガと同じではない」と競争の熾烈さを強調したが、勝負はこれからと自信ものぞかせている。
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