本田圭佑を“沈黙させた”ブラジル人GKが話題 「ホンダに凄まじいセーブで対抗」
ケレタロ戦の後半10分に決定機 左足を振り抜くもGKボルピが右手一本でゴールを死守
パチューカのFW本田圭佑は、メキシコリーグ(リーガMX)第16節の本拠地ケレタロ戦に先発フル出場。0-1で敗れた試合において、同点弾を狙った本田の強烈なシュートを阻んだ相手守護神のスーパーセーブが話題になっている。
ハリルジャパンの欧州遠征から無念の落選となった“背番号02”。現在、欧州にいるバヒド・ハリルホジッチ監督に届けとばかりにゴールを狙ったが、この日に限ってはケレタロの守護神が上手だった。
後半10分、本田はゴール前でラストパスを受け、完全フリーな状態で右足のトラップも完璧に決めた。左足から放たれた強烈なシュートはゴール上部に突き刺さるような軌道を描いたが、ブラジル人GKチアゴ・ボルピが俊敏な反応を見せ、右手一本のジャンピングセーブで同点を狙った一撃をスタンドに弾き出した。
文字通りのスーパーセーブに、パチューカのディエゴ・アロンソ監督もベンチ前でショックを隠せない様子だった。
メキシコメディア「ベオアメリカ」は、「ケイスケ・ホンダにチアゴ・ボルピが凄まじいセーブで対抗」と称賛。スペイン紙「マルカ」メキシコ版は「ケイスケ・ホンダがあわや同点弾」と紹介した。
本田はコパMX(メキシコカップ)サカテペク戦で2ゴール、リーグ第15節サントス・ラグーナ戦でも得点をマーク。3試合連続ゴールを狙ったが、この千載一遇のチャンスをモノにできず、地元メディア称賛の“スーパーセーブ”を前に沈黙を余儀なくされた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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