ドルトムント、宿敵バイエルンに1-3完敗で3位転落 香川はトップ下で先発も輝けず

リーグ戦4試合ぶりの先発も見せ場作れず 後半23分に途中交代

 ブンデスリーガ第11節、ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンの「デア・クラシカー」が現地時間4日にジグナル・イドゥナ・パルクで行われた。上位2チームによる直接対決は、元ドルトムントFWロベルト・レバンドフスキのバックヒール弾などで前半からゴールを重ねた首位バイエルンが3-1で貫禄の勝利を収めた。日本代表MF香川真司はリーグ戦4試合ぶりに先発。4-2-3-1のトップ下でプレーしたが、見せ場は少なく、後半23分に途中交代となった。

 ドルトムントが積極的なプレスで主導権を握ろうとするも、前半17分にバイエルンは華麗な連携でその守備網を突破する。MFチアゴ・アルカンタラからの浮き球のパスをMFハメス・ロドリゲスが胸トラップでコントロールし、丁寧にラストパスを送るとFWアリエン・ロッベンがダイレクトで蹴り込んで先制ゴールとなった。

 さらに同37分には右サイドを駆け上がったDFジョシュア・キミッヒのグラウンダーの折り返しをレバンドフスキが右足のバックヒールで合わせてバイエルンが追加点をゲット。失点が重なったドルトムントはMFキングスレイ・コマンとの接触プレーで右足首を踏まれていたDFソクラティス・パパスタソプーロスが同41分に負傷交代するアクシデントにも見舞われた。

 後半22分には左サイドのDFダビド・アラバが上げたクロスボールが飛び込んだレバンドフスキの足先をかすめて、そのままゴールに吸い込まれた。一方のドルトムントは後半33分にDFマルク・バルトラが1点を返すも、反撃はこの1点止まり。本拠地でライバルに完敗した。

 

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