「なんでこうなっちゃったのかな…」 川崎の主将FW小林、“4度目の準優勝”に後悔の念

ルヴァン杯決勝でC大阪に0-2、圧倒的にボールを保持しながら無得点に終わる

 またしても、あと一歩のところでタイトルに手が届かなかった。川崎フロンターレの主将FW小林悠は、0-2で敗れたルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦を終え「なんでこうなっちゃったのかな……」と、敗戦のショックに打ちひしがれた。

 試合開始47秒で最終ラインにミスが出て先制されるという、あまりにも想定外の展開だった。しかし、主将として小林は「最初の失点は仕方ないですよ。誰にでもミスはあるものですから」と、DFエドゥアルドをかばった。むしろ、攻撃的なサッカーを標榜するチームでありながら無得点に終わってしまったことについて、悔しさと後悔の念が襲った。

「チームが全体にミスが多くて、いつも通りのプレーができていない選手が多かったなと感じました。押し込んでいて、決められると思いながらやっていたけど、ミスでカウンターを受けて。ペナルティーエリア付近での精度が低かったと思います」

 小林は後半に2回シュートチャンスを得たが、いずれも体勢が不十分で強いボールを飛ばせなかった。むしろ、圧倒的にボールを保持しながらシュート11本に終わったチームと、ゴールに最も近い位置にいるはずの小林が2本しかシュートを打てていないことについて、戦術面にも原因があったと話している。

 

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