C大阪がJ参戦23年目で悲願の初V! ルヴァン杯決勝、杉本&ソウザの2ゴールで川崎撃破
後半も川崎が圧倒的に攻めるも1点が遠く…
後半も圧倒的に川崎がボールを保持して押し込む展開になった。同4分、同11分と立て続けに右サイドから中央に入ってきたボールを主将のFW小林悠が合わせたが、いずれも体勢不十分で強いシュートは打てず。同20分には、中村からの浮き球で小林が背後に抜け出したところを倒されたプレーがあったが、西村雄一レフェリーはノーファウルの判定。川崎ベンチが騒然となったが、時間だけが流れていった。
残り15分で川崎の鬼木達監督はエウシーニョに代えて準決勝でゴールのFW知念慶を投入、ラスト10分でMFエドゥアルド・ネットに代えてMF阿部浩之を送り込んで、攻撃の圧力を強めにいった。しかし、後半はほとんど攻撃機会のなかったC大阪の選手たちによる最後まで集中を切らさずにゴール前を固める守備の前に、これといった決定機を作り出すことができず。
C大阪は試合終了間際のアディショナルタイムに、川崎のパワープレーを跳ね返してのカウンターでソウザがダメ押しのゴールを決めて2-0で勝利した。
C大阪は同杯初優勝。クラブ史上でも95年のJリーグ参入以来、初のタイトル奪取となった。一方の川崎は、前身のヤマザキナビスコ杯から含めて4回目の決勝進出で4回目の準優勝と、またしてもタイトルに手が届かなかった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2