インテルSB争いは「最終的にいつも長友がプレー」 伊メディアが“不死鳥ぶり”を評価

インテルのSBは「呪いに溢れてきた」

 一方のダウベルトに関しては、「明白なミスはしていないが、自己表現もできていない。まだイタリアでプレーする準備ができていないことを証明してしまった」という評価だ。しかし、フランスのニースからやってきた24歳のダウベルトは「これから何かを変え得る、あるいは変えなければならない存在である」と、その成長にクラブは期待しているとしている。そして今後、アタッキングサードでのクオリティーアップをチームが考えた時に、ダウベルトを起用して全体を維持する方法を見出すのは必要なことだとしている。

「インテルのサイドバックは呪いに溢れてきた。ペレイラ、テレス、エルキンと。現在は長友がよく機能している。だが、プレーヤーは良いサプライズにもフロップ(失望)にもなり得る。スパレッティは、とにかくサイドバックのクオリティーを高めることを目的にしている」

 長友の立場が、将来的に安定が約束されたものではないことも記事では示唆されている。それでも、「最終的にはいつも長友がプレーしている」というシーズンを続けることができるのか。チーム最古参となり、毎年ポジションを争う選手を獲得されてきた長友は、インテルにとっても“不死鳥”のような存在として認識されている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング