プレミアリーグの強豪チェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドの3クラブが、今夏の移籍市場でインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディを巡って争奪戦を展開する可能性が浮上した。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。 今季セリエA得点ランク2位タイの15ゴールを決めているイカルディは現在、インテルと肖像権を巡る交渉が難航し、いまだ契約延長には至っていないという。この状況を受けたプレミアの3クラブと、アトレチコ・マドリードが、22歳のストライカーを補 強リストの上位にリストアップしたと伝えられている。 イカルディの移籍金は2200万ポンド(約40億円)。インテルはファイナンシャルフェアプレーに抵触する可能性から、契約延長で合意に達しない場合、若きエース放出に踏み切る可能性が高いと言われている。 イカルディは、インテルとの新しい契約で週給9万ポンド(約1600万円)を求めており、新天地でも同額の条件を求めることになるという。交渉次第では、セリエAからまた一人、スター選手が流出することになる。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images