酒井も驚愕…観客に左ハイキック 世界衝撃のエブラ退場、マルセイユ監督「がっかり」
侵入してきたマルセイユサポーターに近づき左足ハイキックを見舞った映像が拡散
UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節で衝撃的な退場劇が起きた。2日に行われた日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ(フランス)対ギマラエス(ポルトガル)の一戦で、マルセイユの元フランス代表DFパトリス・エブラが試合前に観客にキックを見舞って一発退場。各国メディアはこの“事件”を大きく取り上げたが、チームを預かる指揮官も信じられないといったコメントを残している。
エブラが問題を起こしたのは、試合前のウォーミングアップでのこと。英紙「ガーディアン」によると、ゴール前の広告看板近くまで侵入してきたマルセイユサポーターを抑えようと運営関係者とマルセイユの選手が押し合いになっていたが、そこに近づいたエブラがあろうことか左足ハイキックを繰り出したのだ。
SNS上でもその決定的瞬間の映像が拡散されるなか、スポーツ専門局「FOXスポーツ」オランダ版も公式インスタグラムでニュース映像を公開。エブラがチームメイトに止められながらもキックを見舞った際、酒井が驚きの表情をしている様子を捉えている。
エブラには退場処分が下されたが、“エブラ・ショック”の影響か、マルセイユは肝心の試合で0-1と敗戦を喫した。記事によると、ルディ・ガルシア監督は暴挙に出たベテランに半ば呆れたかのようなコメントを口にしたという。