大迫は「スタイリッシュ」 殊勲の働きでUEFAの“プレーヤー・オブ・ザ・マッチ”選出
1試合2得点と八面六臂の活躍 UEFA公式サイトも絶賛「オオサコが火を噴いた」
ケルンの日本代表FW大迫勇也は、現地時間2日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第4節・BATEボリソフ戦で2得点1アシストを挙げて5-2の勝利に導いた。八面六臂の活躍ぶりは各メディアで評価されているが、UEFA公式サイトでも「スタイリッシュ」と称賛を受け、この日のプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれている。
この日の大迫はベンチスタート。チームは先制点しながらも逆転されて1-2で折り返すと、後半開始から大迫を投入した。すると、同9分にFKが跳ね返された展開からのクロスをデンマーク代表DFフレデリク・ソーレンセンがつなぎ、大迫が同点ゴールを叩き込んだ。同18分のFWセル・ギラシーの直接FK弾で勝ち越すと、同37分に左サイドからのクロスに大迫がスライディングシュートで合わせてこの日自身2点目。試合終了間際には、セルビア代表MFミロシュ・ヨイッチのダメ押しゴールを導くクロスを供給した。
45分という限られた時間内で3得点に絡む大仕事。そのインパクトにはUEFA公式サイトも「ギラシーのFKでアドバンテージを取り戻し、4点目でオオサコが火を噴いた。そしてヨイッチの5点目をも導き出した」と言及し、「オオサコはスタイリッシュに相手をなぎ倒した」と絶賛している。
大迫は11月に行われる日本代表のブラジル戦(現地時間10日)、ベルギー戦(同14日)でもエースとしての活躍を期待されている。ストライカーとしての能力をUEFAが認めているが、代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督も満足させたに違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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