“ガラスの天才”ウィルシャー、ベンゲル監督が退団の可能性を示唆 「12月には決まる」

2018年6月で契約満了 延長契約がまとまらなければ今冬の移籍市場で売却

 “未完の大器”がついにアーセナルを離れる日が来るのだろうか。イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは、2018年6月で満了となる契約の延長交渉がまとまらなければ、今冬の移籍市場で売却される可能性があると、英紙「ガーディアン」が報じた。

 怪我が多く、安定した活躍が保証されていないウィルシャーは、ボーンマスへの1年間の期限付き移籍を終えて今季アーセナルに戻った。しかし、アーセナルでは依然として控えの立場を抜け出せず、プレミアリーグではここまで1試合に途中出場したのみである。そんな“ガラスの天才”に誰よりも期待をかけるのは、何を隠そうチームの指揮官であるアーセン・ベンゲル監督だ。ローンでの移籍は認めても、完全移籍で手放すことはしてこなかった。

 記事によれば、フランス人監督はこの冬までに交渉をまとめ、契約更新を望んでいるという。しかし、ウィルシャーが契約延長を望まなければ、1月の移籍市場で放出される可能性は高まっている。ベンゲルは「私は(ウィルシャーの契約について)何度も言ってきた。12月には決まるだろう」と話しており、この12月が交渉の山場となりそうだ。

 

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