C・ロナウドが“レアル危機説”否定も… 「今日のチームは若かった」と選手層の薄さ指摘
CL敵地トットナム戦で1-3と完敗も、エースは「決して危機じゃない」
昨季リーガ・エスパニョーラ王者、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇と、新たな黄金期を迎えつつあったレアル・マドリードの周辺が騒がしくなっている。現地時間1日に行われたCLグループステージ第4節の敵地トッテナム戦で、1-3の完敗を喫した。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは試合後、今夏クラブを去ったコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)らの穴が大きいと示唆する発言をしたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
試合はイングランド代表FWデレ・アリの2ゴールなどで、後半20分までに0-3と守備が崩壊。同35分にはロナウドが一矢報いるゴールを決めたものの、リーガ第10節ジローナ戦(1-2)に続く敗戦となった。同グループのドルトムントがアポエルと引き分けたことで2位確保の可能性は高まっているが、トットナムに決勝トーナメント進出を先んじられることになった。
勝利を常に義務づけられているクラブだけに、衝撃の完敗劇に対する現地報道は過熱しつつあるが、ロナウドは試合後のインタビューで「僕らは3、4敗することができるし、これは決して危機じゃない」とぴしゃりと否定し、「まだシーズン序盤戦にすぎないし、改善するための時間は多くある」と前を向いた。
その一方で、「今夏加わった若手選手は多くのポテンシャルを持っている」としながらも、今夏の移籍市場での動きについてこう話している。
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