CL“崖っぷち”のドルトムント 必勝態勢の本拠地アポエル戦、香川はベンチ予想

代表落選の香川、公式戦2試合連続の先発落ちと予想される

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループH第4節で、アポエル(キプロス)と本拠地で対戦する。香川は公式戦2試合連続のベンチスタートと予想されている。

 今季のCLでドルトムントは出だしからつまずき、開幕3試合で1分2敗と低迷。勝ち点1、得失点差はマイナス4という状況で、ともに勝ち点7で並ぶトットナムとレアル・マドリードに大きく水をあけられた。早くもグループステージ敗退の危機に直面するなかで迎える正念場の一戦となる。

 ドルトムントの公式サイトが公開した予想先発メンバーはGKロマン・ビュルキ、DFマルク・バルトラ、ソクラティス・パパスタソプーロス、ダン=アクセル・ザガドゥ、マルセル・シュメルツァー、MFユリアン・ヴァイグル、マリオ・ゲッツェ、ラファエル・ゲレイロ、FWアンドリー・ヤルモレンコ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、マクシミリアン・フィリップという11人。システムはペーター・ボス監督の下ではお馴染みの4-3-3となっている。

 リーグ前節のハノーファー戦(10月28日/2-4)からは中盤のMFヌリ・シャヒンとMFゴンサロ・カストロ、前線のMFクリスティアン・プリシッチがスタメンから外れると予想されている。リーグ戦は直近3試合で計9失点。CLでも3試合で7失点と守備陣が脆さを見せているが、DFウカシュ・ピスチェクが離脱中ということもあり変更はなさそうだ。

 11月に欧州遠征を行う日本代表から落選し、バヒド・ハリルホジッチ監督から「本来のパフォーマンスを見せるべき」と指摘されている香川。ドルトムントでは今季の公式戦15試合のうちピッチに立ったのは11試合で、そのうち先発は5試合のみ。3得点と結果は残しているものの、同じポジションでゲッツェを重宝するボス監督の序列を覆すには、決定的な材料がまだ不足しているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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