森岡の日本代表復帰をベルギー紙報道 今季6得点8アシストで「違いを作る男に成長」と評価
ハリルJの対戦国で今季大ブレイク、3年ぶりの日本代表復帰を伝える
ベルギー1部のワースラント・ベベレンに所属するMF森岡亮太が、11月10日の国際親善試合ブラジル戦(リール)と14日の同ベルギー戦(ブルージュ)に向けた日本代表に、2014年以来約3年ぶり、バヒド・ハリルホジッチ体制では初選出された。今季ベルギー移籍後、6得点8アシストと絶好調の司令塔について、ベルギー紙は「“違いを作る男”に成長」と評価している。
今季新天地で奮闘する「MORIOKA」の日本代表復帰には、対戦相手のベルギーメディアも注目している。「モリオカとクボがベルギー代表と対決する日本代表に」と報じたのは、ベルギー紙「ニウスブラッド」だった。
「フィリップ・クレメンテのチームで彼は“違いを作る男”に成長した」と称賛。ハリル監督も記者会見で、「ベルギーでは彼のポジティブな話がかなり出ている。最後のパス、得点、オフェンス面について評価できると思います。私のアシスタントに向こうに1週間滞在して監督と話し練習を見てきてもらった。伸ばすところはまだあり、守備面、デュエルは伸ばさなければいけない。彼とも何度かそういう話はしている」と代表スタッフをベルギーに派遣し、ベベレンのクレメンテ監督に現状についてヒアリングしたことを明かしていた。そして森岡の、フィニッシュに絡む能力の高さを特筆していた。
ドルトムントMF香川真司、パチューカFW本田圭佑という、近年日本代表のプレーメーカー役を託されてきた主軸が落選となった今回の欧州遠征で、森岡はベルギーで披露しているような“違い”を見せることができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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