ハリルが警戒するブラジル代表“魅惑の攻撃トリオ” 「世界で一番上手い」と絶賛した選手は?
11月10日に3年ぶりに激突 特にジェズスの得点能力を警戒
バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、11月10日にブラジル(リール)、14日にベルギー(ブルージュ)と対戦する。指揮官は2014年10月以来およそ3年ぶりに激突する王国ブラジルに対して、「世界で一番上手いアタッカー」がいると強烈な警戒感を示している。
ハリルホジッチ監督はブラジルについて、「3人のアタッカーを押さえなければいけない。ドリブルが本当に素晴らしい選手もいる。ネイマール、ジェズス、コウチーニョ。小さいけれどリズムの変化、方向転換、全てが上手い。どのように彼らを抑えるか。中盤の3人もフィジカル的にかなり強い。そこまで足は速くないがかなり強い」と話した。相手の強力攻撃陣の中でも、パリ・サンジェルマンのFWネイマール、マンチェスター・シティのFWガブリエル・ジェズス、リバプールのMFフィリペ・コウチーニョというタレントを名指しで警戒した。
14年10月にシンガポールで行われた親善試合(0-4)で、日本はネイマール一人に4得点を奪われた苦い記憶があるが、ハリル監督が特に今回の対戦に向けて警戒感を示しているのは、20歳のジェズスだ。「私にとっては世界で一番上手いアタッカー」と手放しで褒め称えた。
「(身長)174センチくらいですよね、背後で垂直にもボールを受けられ、クロスにも合わせられる。大きくない選手だが、必ず合わせにくる。止まったプレーをせず、常に少しずつ動きながらプレーするハイレベルな選手だ。だから、彼を抑えるためにしっかり話し合いながら守らなければいけない。彼がたくさんのチャンスを作るので、それをやらせてはいけない」