代表スタッフも心配したハリルの厳格な指導 選手に痛烈な言葉も「排除したいわけではない」
「伸びるには厳しいことを言う必要もある」
「あるスタッフはそんなに厳しく選手に直接言ってはダメだと言うが、嫌いなのではなく好きで信頼しているし、リスペクトしている。ただ伸びるには厳しいことを言う必要もある」
指揮官としての厳格さを示すと同時に、口にしたのは選手への信頼感だ。絶えずチーム内競争と規律を求めるハリル監督のスタイルは、これまで率いたクラブや代表チームでも物議を醸すことが多かったが、自らの信念を変えるつもりはないのだろう。
それと同時に口にした「排除しない」との表現には、本大会メンバー発表まで門戸が開かれていることが示唆されている。選手それぞれが、どれだけロシア行きのモチベーションを高めて日々戦えるのか。本番までの約7カ半、サバイバルはさらに過熱しそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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