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相手を翻弄、妙技に観客も心酔 英メディア選定「一流選手10人の十八番スキル10選」
自分の型を持つ代表格がロッベン、似たタイプのコウチーニョも台頭
欧州サッカーの最前線で活躍する選手の中には、これは誰にも負けないという絶対的なスキルを持った選手が存在する。英サッカー専門メディア「Squawka」は「トップクラス10人のトレードマーク・ムーブス」と題して、一流選手が十八番とするスキル10選を特集している。
それぞれの得意技はシュート、パス、ドリブルと千差万別だが、ドリブルからシュートまでの一連の流れを自分の“型”として持っている選手の代表格がバイエルン・ミュンヘンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンだ。主戦場となる右サイドでボールを受けると、一気にトップスピードに加速してから中央へカットインし、利き足の左でゴールを射止める流れるようなプレーは「Cut inside. Shoot. Score. Repeat(カットイン。シュート。ゴール。繰り返し)」で数々のDFを恐怖に陥れてきた。
ロッベンと似た形からゴールを奪える選手として台頭しているのがリバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。持ち味のプレーは「the shimmy and shoot… from outside the area」、日本語に訳すと「シミー(上半身を揺すって踊るジャズダンスの一種)とエリア外のシュート」。上体のフェイントを駆使して左サイドから内へ切れ込み、インフロントにかけた強烈シュートでファーサイドを射抜く。ロッベン同様ゴールまでの流れは、分かっていても止められない一撃必殺と言える。
必殺のシュートを持つのはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。あらゆる技術を高次元で備えるメッシのスキルの中で「The one-on-one dink」、GKと1対1の場面でふわりと浮かせるループシュートがメッシのトレードマークと認定された。