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Jクラブも獲得を狙える!? 元ブラジル代表MFカカ、古巣復帰に暗雲で無所属の危機も
今季限りでMLSオーランド退団 サンパウロの幹部が獲得見送り提言で進路不透明に
今季限りでアメリカMLS(メジャーリーグサッカー)のオーランド・シティ退団を表明している元ブラジル代表MFカカが、行き先なしの恐れに直面しているという。スペイン紙「スポルト」が報じている。
カカはオーランドからの退団を表明し、母国ブラジルの古巣サンパウロへの復帰が有力視されていた。しかし、同紙によるとサンパウロのクラブ幹部数名は、カカのシーズン中に36歳を迎える年齢と年俸を理由に獲得見送りを提言し、その復帰には暗雲が立ち込めているという。
カカは先日のインタビューで「現役続行について? 正直なところ、今の僕にとってサッカーをプレーすることは喜びばかりではないんだ。1試合が終わるたびに、体に痛みを感じているし、35歳になった自分の体は回復力がなくなっていると感じるよ」と、弱気な胸の内を吐露していた。
このまま行き先がなければ現役引退の危機にも直面する。その一方で、契約満了のフリー選手となれば世界中のクラブがカカと契約することができ、当然Jリーグクラブも例外ではない。アメリカMLSは春秋制のシーズンであり、冬の移籍市場でシーズン途中の欧州クラブに移籍するよりも、Jリーグなど春秋制の国に移籍するほうがスムーズだとも考えられる。
キャリアの最終盤に突入している名手は、古巣への帰還ができなかった場合にどのような選択をするのか。そして、現役続行となった場合はどの国でその姿を見せてくれることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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