PSG“235億円の至宝”、不調でCL次戦で先発落ちか 指揮官はメンタル面の成長求める

CLアンデルレヒト戦、18歳の仏代表FWムバッペがスタメン外の可能性も

 パリ・サンジェルマン(PSG)の“移籍金235億円の至宝”が、現地時間31日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアンデルレヒト戦で不調を理由にスタメン落ちとなる可能性が浮上している。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じた。

 今季モナコから1億8000万ユーロ(235億円)の買い取りオプション付きのメガディールでPSGに加入した仏代表FWキリアン・ムバッペだが、リーグ戦ではここまで7試合2得点という成績にとどまっている。

 ブラジル代表FWネイマールは22日のマルセイユ戦で退場処分となった影響で、前節ニース戦は出場停止となった。CLアンデルレヒト戦でネイマールの復帰が予想されている一方、18歳の神童ムバッペは先発落ちもあるという。

 ウナイ・エメリ監督は「ディ・マリアが先発するかもしれないし、しないかもしれない。誰が先発するか決めることは重要だが、選手へのリスペクトが最も重要なことだ」と語っている。ムバッペがスタメンから外れ、ネイマール、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの3トップでCL戦に挑む可能性が高まっている模様だ。

 エメリ監督は「これは彼(ムバッペ)にとって新しい経験だ。偉大なプレーを見せれば、新聞にはお前が最高だと書いてある。精神的な影響を受けることはノーマルだ。ダメな試合をすれば、批判されるもの。バランスを保ち、正しい道を知ることが大事なんだ」と力を込め、ムバッペにメンタル面でのさらなる成長を求めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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