29日に古巣バルサを訪れ、メッシやスアレスとも話し合い　その様子をSNSにアップ

　サッカー史に残る290億円もの移籍金でパリ・サンジェルマン（PSG）に加入したブラジル代表FWネイマールだが、新天地での生活はバルセロナほどの居心地の良さを感じていないとの報道が続出している。そのなかで現地時間31日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）アンデルレヒト戦が控えるが、チームの指揮を執るウナイ・エメリ監督が火消しに躍起であるとスペイン紙「AS」が伝えている。

　PSGに加入したネイマールは、数字の上ではリーグアン8試合7得点ときっちり結果を残している。ただウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとのPKキッカーの奪い合い、そしてマルセイユとの名門同士の一戦では相手選手を小突いてレッドカードで退場になるなど、プレー以外のところで注目が集まっている。

　そして現地時間29日には古巣バルセロナの練習場を訪問。昨季まで猛威を振るった「MSNトリオ」のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと話し合う様子を自身のインスタグラムにアップロードするなど、古巣への愛着を感じさせる行動を見せた。

　そんなネイマールは、PSGのエメリ監督との不和も囁かれている。特にエメリ監督が行うビデオ分析の時間帯には飽き飽きしているとの噂まで飛び出しているが、CLを前にした会見で指揮官は「彼はトレーニング中にとても集中しているんだ」と否定。また以下のように語っている。