ローマV戦士二世が“二度見必至”の超絶ドリブルを披露 伊紙絶賛「蝶のように舞った」

ディ・フランチェスコが華麗な身のこなしとテクニックでマークマンを翻弄

 セリエAは28日に第11節が行われ、ボローニャのFWフェデリコ・ディ・フランチェスコは、父親のエウゼビオが指揮を執るASローマと対戦。“親子対決”には0-1で敗れたが、サイドからの仕掛けでローマDF陣を脅かした。試合中に見せた華麗な妙技は、地元メディアから「蝶のように舞った」と称賛されている。

 23歳の成長株が、2000-01シーズンのローマ優勝メンバーで、敵将を務める父親の前で圧巻のプレーを見せた。

 0-1とリードを奪われて迎えた後半37分、自軍ゴール前でボールを奪ったボローニャはカウンターを発動。FWブルーノ・ペトコビッチとMFセサル・ファジェッティが連係プレーで左サイドを突破すると、すかさず中央を駆け上がったディ・フランチェスコにボールを入れる。

 ボールは後方にズレてしまったが、ディ・フランチェスコは瞬時に反応。体を正対させ、左の足裏で進行方向にボールを運ぶと、ノールックのまま体を捻って右足のヒールで切り返しを敢行。ローマのオランダ代表MFケビン・ストロートマンが出した足の前をすり抜けたボールに、相手の裏側を通ってボールに追いついて置き去りにする“妙技”を披露した。

 

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