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まるでプロレス!? 世にも滑稽なPK献上の“珍プレー”が話題「今年最も非現実的なPK」
カウデンビースのDFガーデンが相手選手に背中からダイブする珍シーンが発生
スコットランド2部の試合で、迫りくる相手にダイブしてPKを献上する珍シーンが発生した。あまりの奇妙ぶりに世界のメディアが、「今年最も非現実的なペナルティー」「ダイビングヘッドバット・ペナルティー」と大きく取り扱っている。
英公共放送「BBC」が公式ツイッターで動画を公開したのは、スコットランド2部の第10節・バーウィック・レンジャースとカウデンビースの一戦。0-0で迎えた後半35分、レンジャースのDFオリバー・フレミングが右CKに合わせて放ったシュートは右ポストを叩き、混戦から再びゴール前に。FWマイケル・マケナがこぼれ球を拾い、ペナルティーエリア内にカットインを仕掛けた。すると、猛然とプレッシャーをかけに来たカウデンビースのDFジョーダン・ガーデンが、シュートが来ると思ったのか背中からダイブ。しかし、シュートではなく、ドリブルを選択したマケナの足元に横たわる形になり、マケナを倒してしまった。
レンジャースはPKを主張し、マケナを倒したガーデンは何事もなかったように起き上がってプレーを再開しようとしたが、少し遅れて主審がホイッスルを鳴らし、PKの判定が下った。
あまりにも奇妙で、滑稽なPKシーンに世界のメディアも着目。「BBC」が「今まで勝利を決めたPKの中で最もおかしなモノの一つ」と報じれば、スペイン紙「AS」は「ダイビングヘッドバット・ペナルティー」とプロレスになぞらえて表現した。ポルトガル紙「レコルド」も「今年最も非現実的なペナルティー」と動画付きで紹介している。
試合はこのPKをモノにしたレンジャースが、1-0でカウデンビースに勝利。ガーデンは不本意な形で名を残すことになってしまった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images