元Jリーガーのフッキ、衝撃の“弾丸FK”動画に欧州メディア脱帽 「才能や力を失っていない」

中国超級リーグの河南建業戦で、強烈な一撃を叩き込む

 今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、浦和レッズと激闘を繰り広げた上海上港の元ブラジル代表FWフッキが、中国リーグで強烈なFK弾を叩き込んだ。かつてJリーガーとして東京ヴェルディやコンサドーレ札幌などで猛威を振るったストライカーの一撃に欧州メディアも反応し、「才能や力を失っていない」と報じている。

 フッキが圧巻のFK弾を叩き込んだのは、29日に行われた中国超級リーグ、アウェーでの河南建業戦だった。0-1とリードされて迎えた後半6分、ゴールから約25メートルの正面やや左サイドの位置でFKを得ると、同胞MFオスカルをボールの側に立たせて精神を集中させる。そしてホイッスルが鳴り助走を開始。淀みのないフォームから自慢の左足を力強く振り抜くと、カーブのかかった強烈な弾丸シュートがゴールのニアサイドをぶち抜いた。

 あまりのスピードに河南建業GKの反応も遅れ、壁を飛び越えてくるボールの軌道を見て右にステップを踏んだが、時すでに遅し。強烈な一撃がネットを揺らした瞬間、ピッチに突っ伏して悔しがり、河南建業の選手や敵地の観衆も脱帽といった様子だった。

 2008年から12年までポルトの一員として欧州を席巻したフッキだけに、ポルトガル紙「レコルド」もこのゴラッソを動画付きで紹介。「フッキがこの“爆弾”で上海上港を復活に導く」と、この一撃で同点に追いついたことが4-2の逆転勝利につながったと伝えた。

 

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