メキシコで輝きを放つ本田、現地メディアが“経済効果”指摘 敵地にも「日本人が侵攻」
敵地サントス・ラグーナ戦で公式戦2試合連続ゴール 観客席には日本人ファンも来場
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間29日のリーガMX前期第15節サントス・ラグーナ戦で、前半41分に鮮やかなコンビネーションからチームの2点目を決めた。敵地にも日本人サポーターが来場したことから、現地メディアは「ホンダ効果は継続中」と“経済効果”を報じている。
サントス・ラグーナの本拠地エスタディオ・コロナにも、日本人サポーターは来場し、パチューカの“背番号02”が決めた一撃を見守った。
1-0とリードして迎えた前半41分、パチューカは右サイドから攻撃を仕掛けるとグラウンダーのパスを中央に入れる。FWハラがボールを受けたところに3人目の動きでサポートした本田は、左足ダイレクトでファーサイドにカーブをかけたシュートを沈めた。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」メキシコ版では、「リーガMXでホンダ効果が継続中」と特集した。「エスタディオ・コロナのメーンスタンドには、背番号2をつけた日本人ファンが確認できた。リーガMXにホンダ効果が確認されたのは初ではない」とレポート。第9節の敵地レオン戦でも、日本企業の工場があり日本人が多数在住していたことから、スタンドに「日本人の侵攻があった」とも報じられている。
メキシコで徐々に本領を発揮し始めている本田は、日本人ファンの開拓という貢献をリーグ全体に対しても果たしているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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