札幌MF小野&稲本、元日本代表“黄金コンビ”の目に「タイのメッシ」はどう映るのか?
「FOXスポーツ」の直撃に回答 小野「キュート」 稲本「素晴らしい未来がある」
タイ代表MFチャナティップ・ソングラシンは、今夏からJ1北海道コンサドーレ札幌に加入。持ち前の高い技術を発揮し、観る者を魅了している。チームに合流してから4カ月、今や欠かせない存在となった“タイのメッシ”は、日本の選手たちにどのように映っているのか。札幌が誇るベテラン黄金コンビが、スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版でその印象を語っている。
同局の直撃に答えたのは、元日本代表MF小野伸二と稲本潤一の二人だ。
インタビュアーから「チャナティップを一言で表すと?」と問いかけられた38歳の小野は、数秒考えて「キュート」と笑顔で回答。身長158センチと小柄で、24歳とは思えないほどのベイビーフェイスの持ち主を、ユニークなフレーズを用いて表現した。
一方の稲本に投げかけられたのは「チャナティップへのメッセージは?」というもの。これに対し、アーセナルなどプレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーグ・アン、トルコリーグでもプレーした稲本は、「君には素晴らしい未来がある。だからベストを尽くすんだ」と、今年からJリーグに挑戦しているタイのスーパースターにエールを送った。
フェイエノールト(オランダ)、ボーフム(ドイツ)で欧州サッカーに触れただけでなく、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)で日本以外のアジア・サッカーにも触れた小野も、チャナティップが合流直後に「足元は上手い」とテクニックの高さを認めていた。二人の元日本代表の目にも、“タイのメッシ”の将来は明るく映っているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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