J1“ラスト3”の攻防 次節にも鹿島の「連覇」、大宮&新潟の「J2降格」決定の可能性

新潟勝利で望みつなぐも、崖っぷちの状況

 また、残留争いは最下位のアルビレックス新潟が勝利して勝ち点19とした一方で、15位ヴァンフォーレ甲府(28)、16位サンフレッチェ広島(27)、17位大宮アルディージャ(24)が揃って敗戦。新潟は奇跡の残留へわずかながらの可能性を残し、混戦状態が続く結果になった。

 14位の清水エスパルスは、FC東京との引き分けで勝ち点を31とした。札幌は敗戦により勝ち点34から伸ばせず、残留争いからの脱出に失敗。降格圏の16位広島から勝ち点差「10」以上とした12位ベガルタ仙台までのJ1残留が、今節終了時点で決定。J2降格は6チームの争いに絞られ、次節の結果次第で15位との勝ち点差が「7」以上となれば、17位大宮、18位新潟の降格が決まる。

 約8カ月間を戦ってきたJ1も、いよいよクライマックスを迎える。次節にも鹿島の優勝が決まる状況になったが、最後に待ち受けるドラマは果たしてどのようなものになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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