中田英寿と共闘したローマ監督が“親子対決” 「大きな問題を作り出した」と息子の成長讃える

 

ディ・フランチェスコ親子が対決 父が勝利も息子のプレーに目を細める

 セリエAの名門ローマを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、28日のリーグ第11節・本拠地ボローニャ戦で“親子対決”が実現。1-0で勝利を飾り、父親の面目を保った。

 ディ・フランチェスコ監督は現役時代にローマなどで活躍。元日本代表MF中田英寿氏らとともに、2000-01シーズンのリーグ優勝に貢献した中盤のキーマンでもあった。

 現役引退後は2012年からプロビンチャであるサッスオーロを指揮し、15-16シーズンには6位となりUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得。そして今季ローマの新監督に就任し、キャリア初の強豪を率いることになった“OB指揮官”だが、リーグ5位で迎えたこの日の一戦では“親子対決”に臨んでいた。イタリア代表FWステファン・エル・シャラウィのスーパーゴールでリードを奪ったローマにとって、最大の脅威となっていたのはボローニャの23歳FW、フェデリコ・ディ・フランチェスコだった。

 2013年にセリエAデビューを果たしている息子フェデリコは、サイドからの仕掛けでローマDF陣を脅かした。ローマの監督として初めて対峙した父親は、試合後に地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」のインタビューに応じ、我が子の成長に目を細めた。

 

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