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途中出場の香川が「中盤を鼓舞」 ドルトムント首位陥落も海外メディアは奮闘を評価
敵地でハノーファーに2-4と敗戦、3試合連続未勝利に
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、28日の敵地ハノーファー戦で2試合連続となるベンチスタートとなり、後半開始と同時にピッチに立った。チームは退場者を出す苦しい試合展開のなか2-4で敗れた。それでも米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では「中盤を鼓舞した」と、香川は数少ないポジティブ要素の一つと捉えられている。
ドルトムントは常に相手に先行を許す展開となった。前半19分にGKロマン・ビュルキが2試合連続となるPKを献上し、FWジョナタスに決められて失点。DFダン=アクセル・ザガドゥの初ゴールで追いつくも、同40分にショートカウンターからFWイーラス・ベブにゴールを奪われ、1-2で前半を折り返した。
流れを変えるため、後半開始からMFゴンサロ・カストロに代えて香川を投入していたドルトムントは、後半7分にFWアンドリー・ヤルモレンコのボレーシュートで再び同点とするも、守備陣の不安定さは改善されなかった。そして同14分、FWジョナタスを背後からのタックルで倒したザガドゥが一発退場となると、このプレーで与えたFKをクラウスに直接叩き込まれて三たびリードを許した。同41分には、ベブのこの日2点目のゴールで試合は決した。
「ESPN」で公開された番記者のステファン・ブチュコ氏による選手採点では、10点満点で合格点と言えるのは7点のGKビュルキとMFクリスティアン・プリシッチのみだった。