バルサが来夏のグリーズマン獲得を計画か 移籍金132億円に“半減”も追い風に
バルベルデ監督がグリーズマン獲得を熱望とスペイン紙報道
バルセロナは今季、パリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールの後釜として、ドルトムントからフランス代表FWウスマン・デンベレを獲得するも、9月に左太腿腱断裂で手術に踏み切った。主力候補が長期離脱を余儀なくされた影響を感じさせず、チームは首位を走っているが、来夏の移籍市場に向けてネイマールに匹敵する超大物の獲得に動き出したようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
同紙は「オペレーション・グリーズマン」と見出しを打って記事を展開。アトレチコ・マドリードのエースで、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンをターゲットに定めたという。
「バルサはフランス人に興味を示している。なぜなら、エルネスト・バルベルデが愛しているからだ」
記事では、指揮官がフランス人アタッカーの獲得を熱望しているとの見解を示している。
グリーズマンは今季開幕前にマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性も浮上。しかし、アトレチコが18歳以下の未成年選手の移籍に関する規定違反でFIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を受けていることもあり、チームへの忠誠心を示して残留を決意した。記事によれば、今夏の移籍市場では移籍金2億ユーロ(約264億円)に設定されていたが、来年には半額の1億ユーロ(約132億円)に軽減されることもバルサにとっては朗報。来夏のロシア・ワールドカップ前に契約を成立させたい意向のようだ。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスという強力コンビに、グリーズマンというスーパースターが加わるのか注目だ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images