白熱のJ1「ラスト4」 “2差”で優勝を争う鹿島と川崎はアウェー戦 18位新潟は今節にも降格決定
3得点差で日本人ストライカーが競り合う
そして、得点王争いは浦和のFW興梠慎三が前節の1得点により20得点で単独首位を守り、C大阪のFW杉本健勇(同19)、川崎のFW小林悠(同18)と続く。今節で興梠と杉本はともに残留争いの相手との対戦となり、ゴール前で最後の最後まで諦めない相手をいかに外し切れるかが得点のカギになりそうだ。一方の小林は、難敵である柏との対戦でゴールすることで、得点王と優勝争いに向けたチームに勢いをつけるエースの仕事をしたい試合になる。
29日は台風22号の接近もあり、地域と開始時間の関係で試合中に風が強まる会場もありそうだ。そうした天候という要素も影響を与える可能性があるものの、シーズンのクライマックスを迎え、熱戦が繰り広げられるのは間違いない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images