「ベンゲルの仕事の手法は非常に良い」

　また、近年は多くの批判を浴び、解任論も絶えないアーセン・ベンゲル監督についても言及。自身が2001年に移籍加入した時からの指揮官の印象について語るとともに、「監督交代の必要はない」と話している。

「自分がいた時に、アーセナルはイングランドでもヨーロッパの中でトップクラブの一つだった。ベンゲルは若手と良い仕事のできる監督で、今もチームには多くの優秀な選手たちがいる。僕の意見だけど、ベンゲルの仕事の手法は非常に良いものだし、何か変化を求める必要はないと思う」

　かつての指揮官にエールを送った稲本。そしてアーセナル時代にはリーグ戦での出場機会は得られなかったが、自身の“後輩”にあたる浅野にも大きな期待を懸けていた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images