ミランが全員関与&パス43本の衝撃弾 完璧な崩しに反響「バルサを上回るティキ・タカ」

キエーボ戦で、ボール奪取から相手に一度も触らせずにダメ押しゴールを奪取

 ACミランが現地時間25日に行われたセリエA第10節の敵地キエーボ戦で、「これぞチームプレー」という華麗なゴールを決めた。後半、ボール奪取から43本を連続でつなぎ、相手に一度も触らせることなく得点を決める完璧な展開でネットを揺らしている。

 見せ場が訪れたのは、3-1とリードして迎えた後半17分だった。

 ミランはクラブ公式ツイッターで「忍耐は美徳なり」というコメントとともに、ボールを奪ってからゴールを陥れるまでの動画を公開。パスの本数カウントとボールタッチした選手の名前を表記している。

 中盤でボールを奪ったアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアから始まったパス回しは、両サイドを幅広く使って展開。39本目でイタリア代表GKのジャンルイジ・ドンナルンマが触り、連続して縦パスを撃ち込んでいくと、42本目のパスがスペイン代表スソに渡ったところで11人全員がプレーに関与。そこから43本目となるスルーパスが供給され、クロアチア代表FWニコラ・カリニッチが相手GKとの1対1を制して右足のアウトサイドでゴール左隅に流し込み、ダメ押しとなる4点目を奪った。

 

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