女子高生マネージャーがINAC神戸の練習で学んだ「裏方の流儀」
高校女子サッカー部マネージャーがINAC神戸の練習に参加
なでしこリーグ強豪のINAC神戸が2年ぶりのリーグ制覇に向けて、“緊急補強”に成功した。
兵庫県の私立啓明学院高女子サッカー部マネージャーの眞木悠さんが20日午前、神戸レディースフットボールセンターで行われたINACの練習に1日マネージャーとして参加した。練習前の円陣ではMF澤穂希、FW川澄奈穂美らスターの前で緊張しながら挨拶した眞木さんは、チーム主務、古山優衣さんの指導で常勝軍団の練習をサポートした。
これは2020年東京オリンピックに向け、日本スポーツの競争力アップのサポートを続ける大塚製薬が、サッカー部など中学・高校の部活動強化プラン「ブカツのミカタ」の一環で行ったもの。元オリンピック選手を中学、高校の部活動に派遣し、特別授業を行う「ブカツ応援キャラバン」も同時展開している。
今回の企画ではなでしこジャパンの主軸やトップアスリートが揃う強豪クラブの練習のサポートや選手のケアをマネージャーが実際に体験することで、プロ一流のメソッドを部活動に還元し、レベルアップの一助とすることが狙い。今回の動画やトップアスリートとの質疑応答は「ブカツのミカタ」の公式サイトでも紹介される予定だという。
眞木さんの在籍する啓明学園高は啓明女学院時代に全日本高校女子サッカー選手権大会で2度全国制覇を果たし、準優勝も3回経験。岡山湯郷BelleのエースFW松岡実希の出身校で、なでしこリーグや日本代表にも選手を輩出してきた名門だ。
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