まるで“プール”でサッカー!? 日本の試合に海外メディア驚愕「ひれが付いたブーツ必要」

J3リーグ第28節、福島対栃木戦は水浸しのピッチのなかでキックオフ

 J3リーグ第28節の福島ユナイテッドFC対栃木SC戦が22日に行われ、栃木が敵地で2-0と勝利を収めた。栃木がJ3首位の座をキープしたなか、海外メディアもこの一戦に注目。試合の結果ではなく、悪条件下でのプレーに着目し、「究極のところ、“プール”でもサッカーができる」と伝えた。ポルトガル紙「Record」が、動画付きで紹介している。

 試合前から降り続いた大雨の影響でピッチは水浸しとなり、一部のラインは消えかかって見えにくく、至るところに水溜まりがあるなかでキックオフとなった。両チームとも思うようにパスが通らず、すぐにボールが止まってしまうなど苦戦を強いられるなか、互いに浮き球のボールで打開を図る。

 均衡が破れたのは前半45分だった。栃木側のロングスローから中央へつなぐと、最後はMF牛之濵拓が右足を振り抜いて先制ゴールを決めた。さらに後半37分には、右CKを得た栃木がクロスを送り、こぼれ球をFW 西谷和希が合わせて追加点。試合はそのままアウェーの栃木が2-0で勝利を収めた。

 悪条件のなかで白熱の攻防を繰り広げたが、同紙は「究極のところ、“プール”でもサッカーができる。信じる?」との見出しでクローズアップ。選手たちがプレーした水浸しのピッチを“プール”と表現し、驚きを持って伝えている。

 

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