原因は“スコーピオン・キング”の獲得失敗? エバートン解任のクーマン監督が嘆き節

新戦力ルーニーは“足元タイプ”と嘆き

 今季マンチェスター・ユナイテッドに放出したベルギー代表FWロメル・ルカクの代役として獲得寸前だった“スコーピオン・キング”を逃したことが、クーマン氏にとって敗着になったという。

「ルカクは本当に重要だった。ゴールだけではない。試合の流れが悪い時、自分たちのサッカーができない時には、彼にロングボールを入れることが常に選択肢だった。突然そんな選手がいなくなってしまった。ニコラ・ブラシッチ、ウェイン・ルーニーと、足元にボールを収めたがるアタッカーだけになってしまった」

 クーマン氏の嘆きは止まらなかった。ルカクの移籍に伴い、ジルーがデイビッド・モイーズ元監督時代からのお家芸であるロングボール戦術のキーマンとなるはずが、それも叶わず。全ては後の祭りとなってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング