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世界的名門マンUが80年間継承する伝統 「3883試合」連続を懸けた偉大な記録とは
1937年10月30日から下部組織出身選手が試合メンバーに名を連ねる
“赤い悪魔”として世界中から愛されるメガクラブ、マンチェスター・ユナイテッド。現地時間28日にプレミアリーグ第10節トットナムとの上位対決に臨むが、この試合で80年間にもわたるという前人未到の“ある記録”がかかっているという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
記録達成のキーマンとなりそうなのが、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやMFジェシー・リンガードらクラブの下部組織出身選手だ。彼らがトットナム戦に招集された場合、下部組織出身者が公式戦のメンバーに名を連ね続けている記録が、1937年10月30日から数えて、なんと「3883試合連続記録」に達するのだという。
ユナイテッドと言えば、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチら世界各国からスーパースターを集める一方で、若き俊英を叩き上げてきた実績がある。古くはダンカン・エドワーズや“サー”ボビー・チャールトンにジョージ・ベスト、記憶に新しいところではネビル兄弟やライアン・ギグス、そしてデイビッド・ベッカムといった面々だ。
彼ら生え抜き選手が紡いできた歴史は途切れることなく現在も続いており、特にラッシュフォードは19歳ながら、すでにレギュラーを獲得。またフランス代表MFポール・ポグバも一度ユベントスに移籍したとはいえ下部組織出身と、今もなお育成組織はしっかりと機能している。