ドルト香川の1G1Aに独紙は及第点評価 今季先発5試合で“3得点2アシスト”と爆発中

DFBポカール2回戦で5-0勝利に貢献 ラスト約10分で2ゴールに絡む

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間24日に行われたDFBポカール2回戦のマグデスブルク戦にフル出場し、試合終盤の約10分間で1得点1アシストを記録して5-0の勝利に貢献した。勝利が決定的となった状況での活躍ということもあってか、現地メディアの評価は可もなく不可もなくとなっているものの、今季はスタメン出場時に5試合で3得点2アシストと出色のパフォーマンスを披露している。

 ドルトムントは前半42分にMFゴンサロ・カストロのゴールで先制。1-0で折り返した後半2分にはFWアレクサンデル・イサクがポカールでのクラブ最年少得点記録(18歳1カ月と3日)を更新するゴールで追加点を奪った。同29分にはFWアンドリー・ヤルモレンコのPKでリードを3点に広げている。

 そして試合の残り時間およそ10分というところから、“香川ショー”がスタートする。同34分、ショートコーナーのリターンを受けた背番号23は左サイドから鋭いクロスをDFマルク・バルトラの頭にピタリと合わせて4点目をアシスト。試合終了間際の45分にはMFマクシミリアン・フィリップとのパス交換からエリア内に侵入。右足での素早い切り返しで相手DFを翻弄し、左足のシュートで今季公式戦3点目のゴールを挙げた。

 ドイツ地元紙「WAZ」による選手採点(1が最高)で香川は3点。ゴールを決めたものの、「攻撃面では決定的なアクションがない時間が長かった」と、序盤から中盤にかけては存在感が薄かったと指摘されている。

 

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