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ブンデス名司令塔、名将の秘蔵っ子… 英メディア選出「バルサ退団後に頭角を現した8選手」
悪童バロテッリも下部組織の門を叩いた一員
スペインの世代別代表に選ばれながらも、なかなか出番に恵まれなかったのはFWサンドロ・ラミレスだ。下部組織を経て2015-16シーズンにトップ昇格を果たしたものの、在籍は2シーズンのみ。しかし、昨季所属したマラガでリーグ戦14ゴールを挙げた実績を買われ、今夏エバートンに移籍している。まだ22歳ということもあり、伸びしろは大きそうだ。
現チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスなどバルサが手放した選手を買い戻すケースもあるが、アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンも同パターンになるのでは、と見られている。地元バルセロナの下部組織で長年育ったものの、2011年に「0円移籍」でアーセナルへ。その後完全にレギュラーを掴んだこともあって古巣が再注目しているが、アーセン・ベンゲル監督は拒否の姿勢を示し、今夏の移籍は実現しなかった。
ニースのイタリアFWマリオ・バロテッリはサッカー界きっての問題児で知られるが、実はバルサの下部組織である「ラ・マシア」の門を叩いたことはあまり知られていない。クラブの責任者を務めるフラン・サンチェス氏によると「数日のトレーニングに参加し、トーナメントに参加。3試合に出場して8ゴールを決めた」と才能の片鱗を見せつけたのだという。
同じくストライカータイプながらバルサの下部組織で芽が出なかったのは、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ。2008年にバルサの一員となったが「自分の特徴と照らし合わせてバルサの展開は違うことと感じて自分の国籍を決めたし、イタリアのカルチョに変化を求めた。それがフィットしたね」と語る通り、サンプドリア、インテルで結果を残し続けている。