衝撃の“スコーピオン弾”が年間最優秀ゴールの栄誉 ファンも称賛の嵐「銅像を建てるべき」
今年1月のクリスタル・パレス戦、背後に飛んだボールをサソリのような体勢でシュート
国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式「ザ・ベストFIFAフットボール・アウォーズ2017」は現地時間23日に開催。2017年度の年間最優秀ゴール賞「FIFAプスカシュ賞」に、アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーが今年1月1日のクリスタル・パレス戦(2-0)で決めた“衝撃のスコーピオン弾”が選出された。
圧巻のゴールが生まれたのは、試合の前半17分。カウンターで左サイドから攻め込んだチリ代表FWアレクシス・サンチェスがエリア内へクロスを供給。ボールは走り込んだジルーの背後に飛んだが、これをサソリのような体勢からかかとでシュート。クロスバーをかすめてゴールマウスに収まる鮮やかなスーパーゴールとなった。
当時から同僚やサッカー解説者から絶賛され、元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏は「疑いなく今年のベストゴール」とツイートしていたが、まさにその言葉が現実となった。
英紙「デイリー・メール」も受賞したジルーを称え、そのゴールを「衝撃のスコーピオンキック」と称した。また、アーセナル公式ツイッターも栄冠に輝いたゴールシーンの動画を改めて投稿しているが、そのツイートの返信欄にはファンから「アーセナル歴代最高のストライカー」「我々のスコーピオンキングだ。誇らしい」「彼の銅像を建てるべきだ」などのジルーを賞賛する声が相次いでいる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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