韓国代表は今や「嘲笑の対象に転落」 地元紙が訴える「これこそ最も見たい姿」とは?
10月の欧州遠征で連敗、FIFAランクで中国に抜かれ「韓国サッカーは凍りついた」
韓国代表は10月の欧州遠征でロシアとモロッコに連敗し、先日発表されたFIFAランキングでは中国に抜かれてアジア5番手に後退。代表チームが逆風に晒されるなか、韓国紙「スポーツ朝鮮」は「韓国サッカーは嘲笑の対象に転落した」と報道。そのうえで、国内で行われる11月10日の国際親善試合コロンビア代表、同14日のセルビア代表の2試合に向けて、「これこそ代表チームで最も見たい姿だ」と、ある試合が代表チームに教訓を投げかけたと報じている。
ロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を獲得している韓国代表は10月の欧州遠征でロシアに2-4、モロッコに1-3と連敗。さらに過去4年間の成績で計算されるFIFAランキングの10月版では51位から62位に順位を下げた。その一方で、中国が62位から57位へ浮上し、FIFAランキングの算出が始まって以来、初めて中国を下回る屈辱を味わっている。
「ここ数週間、韓国サッカーは凍りついた」と伝えたのは「スポーツ朝鮮」紙だ。「韓国サッカーの“顔”である代表チームは不振。韓国サッカーは嘲笑の対象に転落した」と苦戦続きの代表に言及している。
そうしたなか、同記事がクローズアップしたのは、Kリーグのレギュラーシーズン上位6チームが参加する決勝トーナメントのFCソウル対水原三星ブルーウイングス戦だ。前半を0-0で折り返した試合は、後半6分に水原が先制するも、FCソウルが同12分と同29分に続けてゴールを決めて逆転。しかし、終了間際に水原が意地の同点弾を叩き込み、2-2のドローで終えた。
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