「ほんまに参考になる」 エイバル乾が“白い巨人”レアルから受けた衝撃とは?

昨季王者のレアルに0-3で完敗 試合後にツイッターを更新「やっぱり強かった」

 エイバルの日本代表MF乾貴士は、現地時間22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節レアル・マドリード戦に先発フル出場。チームは0-3の完敗を喫したものの、乾は突破を仕掛けるなど奮闘した。試合後には自身のツイッターを更新し、「レアルの攻撃陣のアイデアとかはほんまに参考になる」と刺激を受けた旨を報告した。

 敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込んだエイバルだったが、序盤から押され気味の展開になると、前半18分にオウンゴールで先制を許す。その10分後には、絶好調のMFイスコのラストパスからMFマルコ・アセンシオがダイレクトシュート。スペイン代表の有望若手コンビの崩しによって追加点を奪われ、苦しい立場に立たされた。

 それでも、2列目左サイドに入った乾は攻守に奮闘。特に、後半9分にはクロスのこぼれ球に反応し、エリア内でMFカゼミーロに倒されたかに見える場面を作った。PKの判定こそ下らなかったが、レアルを慌てさせたのは間違いないだろう。ピッチ上で存在感を示した日本人アタッカーには、マドリードを基幹とする「マルカ」紙が相手エースFWクリスティアーノ・ロナウドを上回る、3つ星満点中、2つ星の採点を付けていた。

 乾は23日に自身のツイッターを更新。「レアル戦! 3-0で負けました。やっぱり強かった」と昨季の二冠王者との力量差を痛感しつつも、経験を生かそうと前を向く言葉を綴った。

 

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