プレミア勢がCLの16強で全滅 欧州最強リーグが抱える皮肉な事態

求められる残り2シーズン以内での躍進

 プレミアリーグは来季以降、CLへの出場枠を削られてもおかしくないが、衛星放送「スカイ・スポーツ」は出場枠削減はないと分析している。
 UEFAは前年度の成績の みならず、過去5年のリーグ別の成績を精査し、出場枠を配分していることが、その理由として挙げられている。UEFAは、CLとELにおける各国リーグの5年間の活躍度でランキングを算出。このUEFAランクでは1位スペイン、2位はイングランド、3位がドイツ。この3カ国がCL出場枠の4を手にし、続くイタリア、ポルトガル、フランスに3枠が与えられている。
 4位のイタリアに抜かれれば、1枠減の悪夢を見るが、「今年イングランドに最も迫る挑戦者のイタリアが抜くことは不可能だ」とも伝えた。
 プレミアは2004-05シーズンから8年間で8クラブが決勝に進出してきた。だが、11-12シーズンに初優勝したチェルシーを最後に、ここ数年は決勝進出を逃し続けている。
 記事では「あと2年半の出来次第で、これ までのハードワークが台無しになる可能性がある」と指摘している。現時点では、17-18シーズン以降の「4」の保証はないという。プレミア勢が出場枠を確保し、欧州で優位性を保つためには、来季以降の2シーズン以内にCLで躍進しなければならないようだ
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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