ネイマール、初のフランス・ダービーで手荒い“洗礼” 「ガードマンが必要だった」

マルセイユ戦の後半29分、CKに入った際に自らピッチに転がったゴミを拾う対応

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、ライバルチームのサポーターから手荒い“洗礼”を浴びた。荒れ模様となった22日の敵地マルセイユ戦(2-2)、コーナーキック(CK)の場面でキッカーを務めたブラジルの至宝に、スタンドから飲み物などが容赦なく投げつけられた。

 1-1で迎えた後半29分、左サイドからのCKの構えに入ったネイマール目がけて、飲み物の入ったプラスチックカップなどが次々と投げ込まれた。ネイマールも思わず肩をすくめて助走を取りやめると、ピッチに転がったゴミを自ら拾うなどの対応に追われた。その後、ネイマールの周りを警備員がずらりと囲む“厳戒態勢”の中でのセットプレーとなった。

 スペイン紙「マルカ」はこのシーンについて「ネイマールはマルセイユでコーナーキックの際にガードマンが必要だった」と報道。フランス最大のライバル関係にある両チームによる「ル・クラスィク(フランス・ダービー)」なだけにサポーターもヒートアップしていた。

 ネイマールは1-2と勝ち越しを許した後半42分、この試合2枚目のイエローカードを受けて退場処分。PSGはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの直接FKで引き分けに持ち込んだものの、ネイマールにとっては受難の一夜となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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