「罰を受けることになる」 4戦ぶり勝利も…サウサンプトン吉田が指摘する改善点とは
22日のWBA戦にフル出場し、1-0完封勝利 自身のパフォーマンスに手応え
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は現地時間22日のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦に先発フル出場し、1-0での完封勝利に貢献した。チームは9試合8得点という深刻な得点力不足に悩むなかで4試合ぶりの勝利となったが、吉田は「細かいディテールの部分で改善すべきことがたくさんある」と振り返った。英紙「デイリー・エコー」が報じた。
吉田はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとのコンビで5試合連続フル出場を果たした。今季4試合目のクリーンシートを達成した一方、同じく4試合で無得点というアタッカー陣の不振が深刻だ。安定したパフォーマンスを披露している吉田は手応えを感じているが、課題も残っていると語る。
「(結果には)満足しているけど、個人的には細かいディテールの部分で改善すべきことがたくさんある。特により大きなクラブとの対戦では罰を受けることになる。チームとしては攻撃面で改善しなければいけない。クリーンシートも守り続ける必要がある。1試合だけでは不十分だ」
昨季に続いて定位置を手にしている吉田は、「毎週プレーできているのは良いこと」とコンスタントなプレー機会を得ていることが充実につながっているという。「フィジカル的にもメンタル的にも素晴らしい状況」と話した。
ハリルジャパンのディフェンスリーダーは心身ともに完璧なコンディションをキープできているという。11月に行われる日本代表の欧州遠征でも活躍が期待できそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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