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本田のライバルだった“モロッコのバロテッリ”がミラン時代回想 「精神的に破滅させられた」
精神的ダメージを負い、キャリアは低迷も…
ミランでの半年間で16試合4得点2アシストの成績を残したターラブ。ドリブルでの高い局面打開力を誇った一方、体重オーバーなどピッチ外のトラブルを起こす素行面を、クレランス・セードルフ氏の後任となったインザーギ監督は嫌い、買い取りオプションに応じなかった。そして、右ウイングとして本田が重宝されたのだった。
QPR復帰後に当時のハリー・レドナップ監督と体重オーバーなどを巡りメディアを巻き込む“泥仕合”を展開した悪童だが、ミラン残留を果たせなかったことで、メンタル面で大きなダメージを負ったという。
ただ、半年足らずのミラン人生で友人もできたという。「あそこでは友達もできた。マリオ・バロテッリはジェノアに3週間前に遊びに来たんだ。僕もモナコに会いに行ったけどね。彼は僕みたいでね。どちらも愛情が必要なんだ」と語っている。
今季はここまで1得点1アシストという成績だが、ジェノアでは11キロのダイエットに成功。悪童は懸命にキャリアを蘇生させようとしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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